TANGO
毛髪光沢その場分析

特徴

ビボ/ ビトロ
どんな毛髪サンプルでもビボ・ビトロでの毛髪に当たる光の分析が可能です。

短時間での測定
マネキンヘッドや毛束サンプルをわずか数秒で画像化します
フレキシブルな測定セットアップ
それぞれの測定状況に合わせ、センサーを3脚に取り付けたり、より安定するような固定方法も可能です

ユーザーフレンドリー
特別な準備は不要です。ケーブルをつないで装置を立ち上げれば測定可能な状態になります
概要
通常毛髪の光沢は一定の環境で測定しなければなりません。弊社のSAMBA Hairシステムでも毛束のサンプルはシリンダーに巻きつけ、正しく反射光と散乱光を分類し、つやの帯が見えるようにして始めてラスター(光沢)値を計算することが可能になります。

TANGOシステムでは革新的な偏光イメージング技術を用いて、毛髪の向きに関係なく反射光と散乱光を分類することができるようになっています。そのため、TANGOシステムでは通常の技術では不可能だった様々な条件(特定の髪型や縮れた髪の毛など)でもつやの分析ができるようになりました。
原理
TANGOシステムでは毛髪から来る光を次のように分類します。
- 外部反射(光沢、つや)
- 内部反射(クロマ)
- 散乱
TANGOは光のそれぞれの構成部分が持つ偏光成分を使います。この方法ではパルスの偏光光源を用いて、偏光分析画像システムと組み合わせて使用します。
光源から出た光は偏光状態発生装置(PSG)を通過します。結果、光は偏光され、この偏光状態はPSGで制御されることになります。対象物から返ってきた光は偏光分析器を通過して画像装置(ビデオカメラ)に到達します
光源から出た光は偏光状態発生装置(PSG)を通過します。結果、光は偏光され、この偏光状態はPSGで制御されることになります。対象物から返ってきた光は偏光分析器を通過して画像装置(ビデオカメラ)に到達します

処理後の画像イメージを下に示します。シリンダー上には金髪、茶髪、黒髪の毛束がセットされています。光沢、内部反射、散乱光が完全に分離されています。

マネキンヘッドでの画像を示します。TANGOを使うと、光沢、内部反射、散乱光を分離することができます。

仕様
Windows 10 | |
(230mm x 220mm x 220mm) | |
Processed images (32 or 64 bits) | |
Excel for numerical data |
In-vivo or vitro |